2024.5.26(日) 令和6年度 第1回地域ふれあい講演会を開催しました

2024年度 第1回地域ふれあい講演会を開催しました
日時:2024年5月26日(日) 10:30~12:00
場所:浜松市福祉交流センター 52多目的室
テーマ:実例から学ぶ成年後見制度について-知っているようで理解が薄い成年後見制度とは-
講師:杉浦 登 氏(行政書士)
・NPO法人静岡県成年後見サポートセンター副理事長 後見実績 延べ20件以上、現在4件受任中
・行政書士 杉浦登事務所代表(平成14年開業) ・湖西市民生児童委員として活動中 現在6期目

30名が参加し、講師のお話を傾聴し、学習しました。
2023.9.15の時点で日本の65歳以上の高齢者人口は3623万人(29.1%で過去最高 3.5人に一人の割合)、その内5.4人に一人が認知症と推計されています。「親亡き後をどうするのか」ということが、家族会でも常に話題となっていますが、「成年後見制度」という言葉は知っていますが、その内容は、テーマにあるように「知っているようで理解が薄い」のが私たちの現状ではないでしょうか。
講師の杉浦氏をお招きして、その制度の内容について具体的に教えていただきました。
 「成年後見制度」には、「法定後見制度」「任意後見制度」があり、また後者には「即効型」「将来型」「移行型」の3類型があること、ご本人の状況に応じてそれぞれどのように使い分けていくのかなど、わかりやすく講師の先生に教えていただきました。
 「親亡き後」の問題は、理論だけでは解決できないことが多いので、親子や関係者と事前の意見調整が絶対必要とのことです。確かによく関係者が話し合い、納得しながら決めていくことが大切だと思いました。とても、有意義な講演会でした。