2024.12.14 令和6年度第14回西部地区交流会が開催されました
令和6年度第14回西部地区交流会に参加しました 参加者:明生会から3名参加
場所:アイプラザ(磐田市 総合健康福祉会館)2階 ふれあい交流室1,2
時間:13:00~15:00
内容:講演会「親亡き後」の前に考えること~親を介護する当事者の経験~
講師:ピアサポーター 白川 武博 氏
:講演会の後、グループワーク
白川氏は当事者ですが、現在、投薬治療で寛解しています。今年1月、障害を持つお母様を亡くしていますが、それまでは当事者でありながらお母様の介護を担ってきました。また、現在、ピアサポーターとして活動し、掛川市役所に勤務しています。
お話の中で印象に残っているのは、①当事者が幻聴や被害妄想等で暴れる、あるいは引きこもっているときは、なぜそのような行動を取るのか、必ず原因があることを考えてほしいということ、②症状があるときは、何を言ってもらってもだめだが、回復に向かっているときは友人や家族の言葉が力になる、③家族会へは、支え合い、学習し合い、運動し合うことが大切。特に語り合うことで一人ではない、仲間がいるという安心感がある、④病気の当事者ではあり、親の介護は大変だったが、周囲に助けを求めることができたし、そういう繋がりがあったことが今の自分の支えとなっていたと思う、といった点でした。33歳とお若いですが、その回復とがんばりは、多くの参加者の励ましとなりました。これからの益々のご活躍を期待しております。ありがとうございました。